子供の進路を決めるときに親がするべきこと

イギリスには、踊り、演技、歌全般を教えるドラマスクールがいっぱいあって、子供の習い事としてとても人気です。

ハリーポッターの映画で一躍有名となり、今や大女優のエマ・ワトソンもそういうドラマスクールの卒業生。

私の娘はとてもシャイで、保育園に通っていたときには、園内で一言も話すことがなかったため、特定の場所で話さない「場面緘黙症(かんもくしょう)」なのではないかと、とても心配になった時期がありました。

見ず知らずの人に声をかけられると固まってしまうので、極端にシャイな子なんだというのはわかっていました。

でも、保育園の先生たちは知っている人。その先生にも一切話さないと言われたときにはとてもショックでした。

その後本当に少しずつ時間をかけて、娘は自分の殻を割ることができるようになり、今では見ず知らずの人に話しかけられても、受け答えできるまでになりました。

娘の場合、本当に場面緘黙症であったのかどうかはわからないままです。

あれは何だったのかとたまに考えるのですが、娘のようにハーフで両親がそれぞれ異なる言語を話す場合、子供はある時期混乱してしまうのかなと思ったりもします。

そんな様子を見せないハーフのお子さんもいっぱいいますが、私の娘の場合は、私の日本語、それ以外の人の英語を理解することだけでいっぱいいっぱいになってしまい、マイペースな性格も手伝って、人との会話に受け答えするまでには至らなかったのかもしれないと今では思うことがあります。

さて、そんな娘なので、少しでもシャイを克服できたらという思いで、ドラマスクールに通わせています。

娘を待っている間の待合室で、日本でいう中学生の女の子たち3人が受験について話していました。

イギリスの受験事情についての知識が全くない私は興味津々で、耳をダンボにして聴くことにしました。

隣のおばさんがダンボとも知らず、自分の受験について一生懸命話す3人。

とても興味深かったのが、3人が3人とも「私は○○が得意だから、○○の教科で受験する」「○○の教科がある大学(または専門学校)は△△だから、そこに行きたいと思っている」と言っていたことです。

私は日本を離れて10年経ってしまったので、今がどうかはわかりませんが、私が受験した約20年前は、まずは

△△大学に行きたい ⇨ 教科を決める

という順番でした。

今日の3人の女の子たちは、自分の得意とする教科を把握し、将来の自分の仕事も見据えて受験を考えていました。

20年前の私の場合、とにかく自分の志望校に入るのに必死で、漠然とした将来の夢はあっても、目の前の受験勉強と将来の夢を結びつけて考える余裕はありませんでした。

私たち親ができること・・・

それは、子供に「どこの学校に行きたいの?」ではなく「あなたは何が得意?」「その得意なことを活かすには学校で何を専門に勉強したらいいんだろう?」「あなたが自分を活かせる仕事って何だと思う?」と導いてあげることなんだということを、女の子たちから学びました。

そうすることが、子供の本当にやりたいこと、適性を見出す助けになると思います。⇨ 過去の記事

私たち親がしなくてはいけないこと・・・

それは、子供の人生のレールを引いてあげることではなくて

子供が自分でレールを引くのを手伝ってあげることなんだと思います。

Momomimo

心理カウンセラー/NLPプラクティショナー ミッソン慶子

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